わからないものです。特に個人の持ち物に対する考え方とは。持ち主になったらわかるのでしょうか?
それが公共の場であっても?
仮に初めて使うのは私でありたい…という考え方があるとします。
でも、大抵の製品と言うもの、特に”使う”と言う言葉が示す通り、道具である場合、しかもそれが少しでも複雑な製品で、複数回や長期に渡っての使用が普通のものであればある程、職人さんがいたり、テストがあったりと、大抵は初めてなどあり得ません。エンジンをかけたこともない走ったことの無い車を、ディーラーさんが買い手に渡さない様に。
それが、現物は選んでもいない、相手方と話してもいない、前任に敬意も示さないのに、初めては私が…と主張する。オーナーなので当然の権利ですが、やり切れない時もあります。
道具や技術を大切にする、芸や技術の世界にいる者として、その匙加減で壁に当たる事もあるのだなぁと痛感した今日でした。
なんだか暗いメッセージでしたが…申し訳ありません。
必死に技術を磨こうとする子供達を見た後だっただけに、少々意見が片寄り過ぎている気もしますが。芸に真っ直ぐでありたい。下手の横好きな私が、これまた何の権利もなく、偉そうに発しただけの戯言でした。
読んでくださる皆様、貴重なお時間を、いつもありがとうございます。
おやすみなさい。
賀川